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請求書カード払いとは?支払いを先延ばしできる資金繰り改善方法を解説

請求書カード払い記事のアイキャッチ 請求書カード払い

資金繰りでこんなお悩みはありませんか?

  • 支払いが先に来てしまう
  • 手元の現金が足りない
  • 入金までの期間が長い

「あと1か月あれば乗り切れるのに…」
そんな時におすすめなのが請求書カード払いという方法です。

この記事では、経理として実務で感じてきた視点から
仕組み・メリット・デメリットをやさしく解説します。


こんな時に私は請求書カード払いを検討します

私は資金繰り表を作成し、残高不足が予測された場合に請求書カード払いを検討します。

例えば、

・月末に支払いがある
・取引先からの入金は翌月10日
・あと10日だけ支払いを延ばせたら乗り切れる

このようなケースです。

資金繰りをしていると、利益は出ていても一時的に現金が不足することがあります。

そんな時に請求書カード払いを利用すると、
支払日をクレジットカードの引落日まで延ばせるため、資金繰りを調整できる場合があります。

私はまず取引先や仕入先へ相談する前に、自社だけで解決できる方法がないかを考えます。
取引先や仕入先へ支払い条件の変更をお願いすると、信用にも関わります。
そのため私は、まず請求書カード払いで対応できないかを検討するようにしています。

資金繰り対策として最初に検討することが多いサービスです。

私も実際に複数のサービスを比較しましたが、
手数料や対応スピードは会社によってかなり違いました。
どのサービスを選べば良いか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。

請求書カード払いとは?

請求書カード払いとは、
本来は銀行振込で支払う請求書をクレジットカードで支払えるサービスです。

クレジットカード会社が取引先へ振込を行い、
後日カード利用代金として引き落とされる仕組みです。


請求書カード払いの仕組み

利用方法は下記の通りです。

① 請求書を提出(PDFデータにしておく)
② クレジットカード会社が代わりに振込
③ 後日カードで支払い

支払いを約1ヶ月先延ばしできるのがポイントです。


請求書カード払いのメリット

●支払いを先延ばしできる

資金繰りの調整がしやすくなります。

「大口案件を受注して、先行して材料を仕入れないといけない…」

「売掛金の入金が遅れてるから、買掛金も翌月へずらしたい」

と言う時に請求書カード払いがオススメです。

クレジットカード会社の条件が15日締→翌月10日引落しの場合。

①2/5に買掛金を口座から振り込み

②2/3に請求書カード払いの手続き完了→3/10に引き落とし。

約1か月、支払いを遅らせることができます。


●請求書カード払いは手続きが簡単

オンラインで完結するサービスが多いです。

①請求書カード払いのサイト登録←初回のみ

②サイトから請求書情報を入力して申込

③即日~2日以内に審査結果のメールが来る。

④審査が通ったらクレジットカード会社が取引先へ振込してくれる。

⑤クレジットカードの引落日に他の利用分と一緒に引き落としされる。

●自社名で振込されるので取引先に気付かれない

クレジットカード会社から取引先に振込をしてくれる際、

申込時に入力した社名で振り込みをしてくれます。

自社名で振込されるため取引先に気付かれず利用できます。

取引先にご迷惑をかけずに支払いを遅らせる事ができるのが最大のメリットです!

請求書カード払いが向いているケース

私は次のような場合に請求書カード払いを検討します。

・売掛金の入金まであと数日〜1か月程度待てば解決する
・一時的な資金不足である
・取引先や仕入先には相談したくない
・ファクタリングを使うほどではない
・銀行融資の審査を待っていられない

このようなケースでは、請求書カード払いが有効な選択肢になることがあります。


デメリット

●手数料がかかる

利用するにあたり手数料が3~5%かかります。

例えば、\200,000-の請求書をカード払いした場合

取引先には\200,000-が入金されます。

手数料が3%だとすると、\6,000-発生します。

クレジットカードの引落日には\206,000-が引落しされます。

利用額が少額の場合、手数料に注意が必要です。

請求書カード払い会社によって一律手数料が設定されています。

一律手数料>利用額の手数料の場合、一律手数料が適用されます。

各サイトの手数料情報を確認して利用しましょう。


●カード限度額に依存

法人クレジットカードの利用枠が、請求書カード払いの利用額なります。

お手持ちのクレジットカードの利用枠が\300,000-の場合、

\500,000-の請求書は利用できないと言うことになります。

特に、注意していただきたいのは他の利用分と同枠だということです。

公共料金や備品の購入などクレジットカードを利用していると思います。

利用枠がなくなるとクレジットカードが使用できなくなります。

あらかじめクレジットカードに増枠を申請する事をおすすめします。

●根本的な解決にはならない

あくまで「時間を買う」手段であり、売上確保や利益改善と合わせて利用することが大切です。

請求書カード払いは一時的な資金不足を補う手段として有効ですが、慢性的な赤字や利益不足を解決するものではありません。

ファクタリングとの違い

どっちも「請求書を利用するサービス」だけど、どう違うの?

と思う方もいるかも知れませんが目的が違います。

  • ファクタリング → 売掛金を現金化 ⇒入金を早める
  • 請求書カード払い → 支払いを後ろにずらす ⇒支払を遅らせる

資金が不足している場合は入金を早めたいのでファクタリングを検討。

支払いを遅らせれば資金繰りが回るのであれば請求書カード払いを検討。

請求書カード払いの方が手数料が安いので、
資金繰りの調整をする時、私はカード払い利用を優先しています。

ファクタリングについては別の記事で紹介しています。

ファクタリングとは?仕組み・メリット・デメリットを経理がやさしく解説【中小企業・町工場向け】
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まとめ

請求書カード払いは
支払いを先延ばしできるシンプルな資金繰り改善方法です。

  • 一時的に資金が足りない
  • 支払いタイミングを調整したい
  • 手軽に資金繰りを改善したい
  • 手数料をなるべく抑えたい
  • クレジットカードのポイントやマイルを集めたい

ファクタリングとあわせて、
状況に応じて使い分けるのがおすすめです。

経理としては「資金繰りが回ること」が最優先です。

無理せず使える手段として、請求書カード払いも選択肢の一つです。
請求書カード払いは一時的な資金不足を補う手段として有効ですが、
サービスによって手数料や対応スピードが異なります。

私も実際に複数のサービスを比較しましたが、手数料や対応スピードは会社によってかなり違いました。
どのサービスを選べば良いか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。

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